ISHI-kun's REPORT - ダンガリー石川喜康のレポート

2020年2/3(月)〜7(金)パリのレビューショー観劇紀行

残された人生に心残りがないようにと思い、25年振りに世界随一のレビューショーを観る目的でパリに行ってきました。セントレアからフィンランド航空のヘルシンキ経由でシャルル・ド・ゴール空港(パリ)へ。空港内のツーリストインフォメーションデスクで2日間の『ミュージアムパス』を購入し、早速ルーブル美術館の入場予約。到着は夕方遅くなので、ホテル近くのブラッスリーで軽く夕食。

2日目の朝、出勤するパリジャン達と一緒にメトロに乗ってパリの中心『コンコルド広場』へ。少し汚れた数多くのバイク達(スポーツバイク&ビッグスクーターが主)が我先とばかりに、濡れた石畳の路面を転倒する事もなく、器用に目の前を駆け抜けて出勤していく。ギリシャ神殿を思わせる『マドレーヌ教会』を見学後『パレ・ガルニエ(オペラ座)』へ。10時の開館前に着いたけど、入り口にはもう多くの人達が今か今かと待機中。荘厳で煌びやかでとても優雅な、音楽と舞踏の殿堂。私達の滞在中はオペラではなくバレエの上演しかなくPASS。その後『パレ・ロワイヤル』の中庭で優雅な散歩---と思いきや2月なのでこんな感じ。でもオシャレ。前回来た時、1時間半並んで待ったのに結局昇れなかった『鉄の貴婦人---エッフェル塔』に今回は日本から事前予約をして昼スギにOK。とはいえセキュリティーチェックで入口は大混雑。待っている時、危うく変な寄付金をむしり取られるところでした。現在、最上階はメンテナンス中との事で、2階までしか行けなかったけど昇ってよかった。セーヌ川に架かるアルマ橋のたもとにある『自由の炎』。このモニュメントの下のトンネルでダイアナ妃の悲劇が起きました。天気が悪く濁流となってしまいましたけど、セーヌ川をリバークルーズ(約1時間半)。悪天候のため、残念ながら以前来た時のようにTOPデッキでのクルージングは叶いませんでしたけど、少し小振りな『自由の女神』を始め、セーヌ川から見るパリの景色もなかなかGOOD。その後、高級ブランドショップがひしめく『モンテーニュ大通り』&『シャンゼリゼ大通り』を思いっ切りウインドウショッピングしながら『凱旋門』へ行き、284段の階段を上って屋上へ。わずか50m足らずの高さですけど、屋上からの展望は見事。そしていよいよ、長年に渡って恋い焦がれた伝説のキャバレー『LIDO』へ。25年前に初めて体験した衝撃が忘れられず・・・。世界一と称せられる美女達の官能的でセクシーでエレガントで華々しいステージにうっとり。ネットには普段着でもOKとはなっていたものの、特別な夜の演出でドレスアップしている方がほとんどなので、それなりのスタイルで来場された方が良き思い出となってGOOD。日本よりシャンパンコースで予約したのですが、前日からの疲労も重なり、時折夢の中へ。あ〜っもったいナー。本当に夢のような時間を過ごしてしまった。

3日目はまず、先日予約したルーブル美術館へGO。日本では遠くからしか拝ませてもらえない美術品の数々が、手を伸ばせば触れてしまう程近くで見学OK。幼き頃から教科書等で見てきた現物が目の前に◎。今回『レオナルド・ダヴィンチ没後500年祭』との事でしたが、特別展のチケットはすでに完売で入手できず残念。とはいえ膨大なコレクションの数々はどれだけ時間があっても足りない程なので、できればツアーじゃなくフリーで訪れた方が絶対後悔しないヨ。因みにミロのヴィーナスの後姿はとてもセクシーでした。次は駅舎を改装した、印象派のコレクションがすばらしいオルセー美術館。特にGustave Courbetの衝撃的な写実画『世界の起源』にはアングリ・・・。そしてモネの『睡蓮』を観にオランジェリー美術館へ。モネの睡蓮を展示するためだけの美術館?! そして、愛の鍵がこれでもかとぶら下がっている橋を渡って、セーヌ川に浮かぶシテ島のノートルダム大聖堂へ。2019年4月に火災に見舞われた後、現在再建中との事ですが、道のりは険しくまだまだ相当時間がかかりそうです。当然中には入れませんが、周りから見学するだけでも十分価値はありますヨ。隣のサン・ルイ島にあるパリで一番有名なアイスクリーム店『ベルティヨン』で一休み。大きなマカロンは柔らかくてケーキ?! みたい。もちろんバニラは絶品。今晩は世界で一番有名なフレンチカンカンの『MOULIN ROUGE』のシャンパンコース。1889年10月6日に産声を上げたんだって!! 入場時間まで少し余裕があったので、モンマルトルの丘を散策。本日は1人当りハーフボトル1本のシャンパンコースで、残すのはもったいないと思い、勢いよく飲んでいたら、またいつの間にかウッツラウッツラと夢の中。あーっ悔しい!! とはいえ、本日もパリの華麗な夜のひとときありがとうございました。ネットやガイドブックでも一押しとの事で、今回の中では一番混んでいました。もし一晩しかレビューショーを観ることができないのなら、やはりムーランルージュかな?!

4日目は列車に乗って、第一次世界大戦終結のヴェルサイユ条約が調印された『ヴェルサイユ宮殿』へ。朝一に行かないと混雑するとの事で、ガイドブックどおりに9時開館の30分前に到着したのですが、何故か入場の行列が全く動かない・・・。何が起こっているのかチンプンカンプン?? しばらくして、ストライキである事が解り、どうしようかと不安に思っていたところ、娘がネット検索して、前日は10時半頃開館したとの事で今しばらく待つ事に。案の定10時半頃ゲートオープン。あーっよかったよかった。フランスの人達のこんなストライキは本当に効果あるんだろうかと思ってしまうのは私だけ?! それにしても、これでもかとばかりに贅を尽くした豪華絢爛な宮殿にはアングリです。とにかくゴージャス。メチャクチャ広くて綺麗な庭園は何処まで続くの?! パリ市内へ戻って前日遅くて入場させてもらえなかったステンドグラスが絶品の『サント・シャペル』へ。コンパクトな教会ですが、パリ最古のステンドグラスに包まれ、とても幻想的でした。チョット入口が解りにくいですけど、ぜひ覗いてみて下さいネ。またよく解らないメニューと格闘した遅めの昼食後、国立近代美術館へ。ニューヨークと同じように、前衛的でおもしろい作品が多数ありました。ここでピカソも拝見できたので、ピカソ美術館はPASS。今回パリに来てからほとんどショッピングをしていなかったので、家族の不満バロメーター解消の為、パリの中心部にある百貨店『ギャラリー・ラファイエット』まで地下鉄で移動。そしたら、な、なんと、妻と娘が車内に乗り込む時、スリに遭遇。5〜6人程の子供達にショルダーバッグのファスナーを全開にされ、たまたま車内にいたフランスの婦人に見つけてもらい、すぐさま私が1人の女の子の腕をわしずかみにしてホームに降ろしたのですが、結局物は盗られる前でセーフ。助けてくれたパリジェンヌに感謝感謝。パリに来て4日目ともなり、何もなかったので少し慣れてきて油断していたのだと思います。皆さんも本当に気を付けて下さいネ。パリ最後の夜は『Crazy Horse』。他の2劇場よりはコンパクトなステージ&客席ですが、その分ダンサーとの距離が非常に近くてGOOD。今回私達は、な、なんとステージ前の最前列のド真ん中。WHY?? とはいえ、ここでもオシャレなハーフボトルのシャンパン(14度)を飲み過ぎてウトウト。ダンサーからも指刺されてゴメンナサイ。音楽と光の演出&粒揃いのダンサー達のクレイジーな肉体美のショーは全くいやらしくなく魅力的でした。劇場を出て最後の夕食の時、かつての『生ガキ』の感動をもう一度と思い、注文したのですが、イマイチでちょっと残念。前回の時は美味しかった記憶のエスカルゴもメニューにはあったものの、これ以上ショックを受けたくなかったのでやめておきました。

今回の旅行の総括として、フランスにはオートバイ文化がどっぷりと根付いていて、とても羨ましかったです。新型のゴールドウイングやアフリカツインも多数走っていたのですが、洗車する習慣があまりないみたいでもったいないナ・・・。スカイウェイブ650やT-MAXをはじめとする大型スクーターもとても沢山走っていましたヨ。今回はバイクにも乗れなかったし、バイクショップにも行けなかったので少々残念・・・。また、日本では難しいと思うのですが、電動キックボードが普通に通勤の足として車道を走行し、とても多く利用されていてビックリ。フランスの法律はどうなってんでしょうかネ?! また、先回来た時、片言の英語で尋ねると、少し鼻が高いのかフランス語でしか返事してくれなかったのですが、日本のアニメ文化のおかげか、日本人に対してとても優しく接していただけました。ただ、レストランでの料理メニューは、やはり日本のように写真がないとムリ。また、いろいろなレストランやBARでの使用済み食器がワゴンに入ってフロアから床が下がって地下へ降りていくのにはビックリ。土地が高いから?! また、パリには日本のようなコンビニが無く、夜遅いと何も買えなくて不便。働き方改革? やはり、ヨーロッパの人達は働くのが嫌い?! パリはそこらじゅうに歴史的建造物があり、彫刻や絵画であふれていて、地下道にも芸術がいっぱいでオシャレ。ただ、かつてのパリ市内でのテロのせいだと思うのですが、どこへ行っても厳しいセキュリティーチェックだらけなので、長い休暇をとって、時間に余裕をもって、シャナリシャナリとゆっくりと、カッコイイ男性や女性達に心を揺さぶられながら、パリのひとときを満喫する事をオススメします。今回、超早い朝の帰国便に対応するためのホテルから空港までのタクシー利用を除き、タクシーは利用せず、地下鉄と鉄道と徒歩で1日当り30,000歩ほど歩いてしまいました。因みに、世界の一流ブランドショップには、パリジェンヌではなく、観光客、特に中国人&アジア人+日本人達だらけでした。

PS. ユーロへの両替は日本でしておいた方がBEST。シャンゼリゼ通りの一番高かった所は1ユーロ約¥143(日本のUFJ銀行でさえ¥125)。不正利用されないのであれば、カード決済が一番換金率がいいと思います。それにしても、何処へ行っても物価が非常に高く、簡素な食事でも¥1000以内では無理。日本って本当に物価が安いですネ。今回、Wi-Fiと一緒にポケトークも借りて行ったのですが、一度も使いませんでした。その他、私でお話できる事があれば、何でも相談して下さいネ。今回、私自身は再度『LIDO』のショーを観ておきたくて行ったのですが、シャンパンに酔ってしまってなのか、25年前に初めて体験した衝撃ほどの事はなく、チョット心残り。25年もの間にあちらこちらで色々な体験をして、心が犯されてきたからなのか、もっともっとと思ってしまう欲張りさんに成長してしまったのか・・・。でも、皆さんも機会がありましたら是非一度、世界No.1のレビューショーをドレスアップして堪能してみて下さいネ!! 日本では観れませんヨ。それにしても、ウイルス蔓延の前でよかったよかった・・・。

レポート/ダンガリー株式会社 石川喜康